日頃、知財関連部門の人間と接する機会が多いので、
彼(女)らを、いくつかのタイプに分類してみた。
1.調整型
レベルの高い人、低い人がそれぞれいますが、
レベルの高い人は、リエゾン的役目をよく理解されています。
自らの専門知識を必要以上に高めることはせず、
必要に応じて、しかるべき人間から情報やコメントを
引き出すのに長けています。
一方、レベルの低い人は、研究開発の人間と、特許事務所等の
知財サービス提供者との連絡係にすぎません。
柔軟な対応が全くできず、常に責任回避型の行動をとります。
2.とりあえず型
特に知財に興味があったわけではないが、
配属先がたまたま知財関係部署だったという方。
知財の専門書等は特に読まず、弁理士試験を目指すわけでも
ありません。
社内の規定を守って、流れ作業的な仕事をしている感じがします。
3.弁理士試験受験型
とにかく、業界知識を身につけて、早く業界人になろうとするタイプ。
技術者からのコメントをもとに外部へ情報を提供する際には、
「・・・と思料いたします」などという文体を使って、
コメントしてきます。
4.上がり型
自分は弁理士だし、社内でも一目置かれている存在であることを
自負するタイプ。
技術者からの情報も、外部の特許事務所からの情報も、
常に上から目線でコメント。
知財関係の知識は、そこそこ広く習得したので、
自らの学習意欲を満たし、自尊心を保つため、
色々な分野の勉強を始めたりします。
傾向としては、判例や外国法等の法律系に走る人と、
技術経営等の経営系に走る人とがいます。
後者は、2000年代前半から少しづつ増えてきています。
目立ったタイプとしては、こんな感じです。
みなさんの印象はいかがでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿