「知財の評価」というと、
出来上がった発明の価値(技術的、学術的、経済的な価値)を想定することが多い。
これは、暗黙のうちに、評価する側はビジネスを作り上げることには関与せず、
部外者として、技術的、学術的、経済的側面から評価するという考え方
の上に成り立っていることが多い。
ところが、ビジネスを作り上げていく、いわゆる統合のための活動においては、
種々の場面で評価に基づく意思決定が行われている。
この部分での評価の手法は、知財人が勉強する、通常の評価手法とは
趣を異にするものであり、かなりソフトな方法論といえよう。
これは、勉強しても、使いものにならないことがあるって意味ですが、
そこまでしっかりと各手法の適用の限界を理解している人は、あまり多くはないでしょう。
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