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2015年2月25日水曜日

技術者がハマる、ビジネス開発における3つの落とし穴


1.リニア志向


「良い技術を開発すれば、必ずよい製品ができる」と信じている技術者はいまだに多いようです。

しかしながら今から30年も前に、

「イノベーションはリニアなプロセスではない」

ということが分かっています。


2.NIH症候群

NIHとは、米国の研究機関の事ではありません。

Not Invented Here

の略であり、外部リソースを利用することを嫌う企業文化のようなものです。

自己リソースにこだわりを持つため、ユーザーに好適なソリューションの構築を阻害するものといえます。


3.要素還元(論理実証)主義

客観的であることはすべてにおける善であると技術者は考えがちです。

ビジネスにおいては、ユーザーの主観を的確にとらえることも非常に重要です。

主観と客観、どちらがよいのかという問題ではなく、

主観を的確にとらえるPhaseがビジネスには存在するということなのです。

ビジネス開発Processにおいて客観性が大切なPhaseも勿論あります。

要は、開発におけるどのPhaseにいるのか、そのPhaseではどのような行動・思考様式が望ましいのかという判断が必要なのです。


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