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2013年2月12日火曜日
デザイン思考を学ぶ理由:科学者とデザイナーの違い:
Wikipediaの"Design Thinking"の項目にこんな一節があります。
The main point of difference is that of timing. Both artists and scientists operate on the physical world as it exists in the present (whether it is real or symbolic), while mathematicians operate on abstract relationships that are independent of historical time. Designers, on the other hand, are forever bound to treat as real that which exists only in an imagined future and have to specify ways in which the foreseen thing can be made to exist.[29]
「科学者は、物理的な世界、即ち、モノや記号が現存する世界において、物事を実行する。
一方、デザイナーは、想像上の未来においてのみ存在するモノに拘束され、
それをどのようにして実存のモノとできるかについての方法を示す必要がある。」
対象物については、科学者とデザイナーとではアプローチの仕方が大きく異なる訳です。
当然のことながら、技術者がビジネスを何らかの形でプロデュースする場合には、
科学の世界での行動規範とは異なるものにそって、行動することが求められる訳です。
そのような行動の規範となるものは、科学的な合理主義とは異なっています。
にも関わらず、技術者を含めて行われる事業開発の検討では、
このことを理解していない技術者の態度により、しばしば検討会が紛糾してしまうのです。
ラベル:
design,
design thinking,
science
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