ページビューの合計

2011年7月13日水曜日

知財人の言い訳

・斬新さ


人の行動においては、無意識のうちに前提としていることがある。

知財人の場合、保護しようとする技術を斬新さで選別することは、

その者の意識の中に深く刷り込まれているともいえるであろう。

それがゆえに、日常の業務を円滑に行えることになっている。しかし

ビジネスとの接点においては、一度、自己を客観視する必要がある。


斬新であればあるほど、既存のシステムとの相性は悪い。

現行のシステムがよいものであればあるほど、斬新な技術を

世の中に出していくのには骨が折れるものである。

製造との接点、マーケットとの接点。

これらの接点においては、様々な知識を統合していく「知」が必要だ。

技術の斬新さは、全体の中の一部にすぎない。

理系オタクは、物事を深堀することにはなれている。

だが、

モノを統合して、複雑化し、システムを作り上げることは、どうだろう?

0 件のコメント:

コメントを投稿