・斬新さ
人の行動においては、無意識のうちに前提としていることがある。
知財人の場合、保護しようとする技術を斬新さで選別することは、
その者の意識の中に深く刷り込まれているともいえるであろう。
それがゆえに、日常の業務を円滑に行えることになっている。しかし
ビジネスとの接点においては、一度、自己を客観視する必要がある。
斬新であればあるほど、既存のシステムとの相性は悪い。
現行のシステムがよいものであればあるほど、斬新な技術を
世の中に出していくのには骨が折れるものである。
製造との接点、マーケットとの接点。
これらの接点においては、様々な知識を統合していく「知」が必要だ。
技術の斬新さは、全体の中の一部にすぎない。
理系オタクは、物事を深堀することにはなれている。
だが、
モノを統合して、複雑化し、システムを作り上げることは、どうだろう?
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