今月から始めたこのブログですが、
まだ、コメントを頂戴できるレベルにまでは到達しておりません。
タイトルに"Drafts"とあるように、出来栄えよりも、
とりあえずOutputすることに注力しています。
基本的に知財に関連しつつも、伝統的な領域外を対象とした
事柄について書いています。
今月のアクセス状況は下記の通りでした。
第1位
「研究開発とパテント・トロール」
パテント・トロールという言葉に惹かれたものと思われますが、
みなさん、技術や知財の活用についての関心が高いと思われます。
性悪説的なトロールに対して、良い印象を持たれてはいないことと
思われますが、伝統的な知財の知識をもとにするだけでは、
結局はトロールと同じ穴のむじなに過ぎないというのが私の考えです。
「二律背反的な状況を嫌うと、
知財人はどういった行動にでるか?」
安心を求めて、権威ある方に向いてしまう方が多いでしょう。
判例に走る人、外国法に走る人、別の資格に走る人。
それぞれ確固たる目的があればよいのですが、
格を高めたところで、技術の事業化とは直接は関係ありません。
むしろ専門性を脱することこそ、
専門家が事業化の輪に入れてもらうためには必要です。
知財人へ
「自分の知らないことについて議論することができますか?」
第2位
「知財人の言い訳」
常々感じていることを簡単にまとめてみました。
以前、Twitterでのやりとりで、
「知財人というのは、物事の中心に知財、とにかく知財をもってくる性分がある」
ということを呟いた方がいらっしゃいました。
知財というのは、物事の属性の一部に過ぎず、
全体(システム)における、その物事の意味、周囲との関係性等を
考慮しなければ、事業構築という統合行為は行えないと考えています。
第3位
「特許業界とオフショア」
「コアの定義って、人により様々」
オフショア・・・の方については、
日本の知財業界の人材は、
伝統的な仕事のやり取りを通じた側面以外で、
あまり海外とは通じていないという考えが私にはありましたので、
これについて書いてみました。
特許事務所のHPを見ても、海外に情報発信している
と認定できるところは、かなり少数派です。
単に英語で事務所の紹介をしているだけでは、
情報発信とは考えません。
言語の壁があるとしても、
日本はやはり、この業界もガラパゴス化しているのではないか?
と思います。
コアの定義・・・の方は、
タイトルを読んでそのままの意味です。
例えば伝統的な知財業務をされている方がよく使う、
「上位概念・下位概念」
これについての明確な定義をされている方に、
私はいままで一度も出会ったことはありません。
常識や専門性に頼ることで、
物事を効率よく進めることが可能になるのは事実ですが、
これはフレームワークを強要することを意味しており、
異なる視点での議論をファシリテーションすることを
知財業界人は苦手としていることと、
相関があるように、私には思われます。
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