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2011年7月27日水曜日

特許業界とオフショア

プロフェッショナル人材のSNSに、

特許のオフショア関連のグループというものがあった。

参加者の国名をみると、どこも日米欧以外の

比較的マイナーな国の人が多い。

国内での仕事があまり多くはない分、

自然と自国外へと目が向くのであろう。



現在、日本国内の特許出願が減少傾向にあることが

指摘されているが、今後の日本の経済が戦後のように

発展することはないと考えると、いずれ日本も、

このようなマイナーな国になってしまう可能性は否定できない。

その時、果して日本の特許業界人はグローバルな環境で

生き残り、貢献できるのであろうかと疑問に思った。



Twitter、Tumblr、Linkedin等を活用し、

日本語と英語で、情報を発信しているが、

英語での情報発信を積極的に行っている人は、

日本や韓国ではまだまだ少数派のようだ。

私の経験上、日本語での発信は、最もネットワークの構築が鈍い。

もちろん、扱っているトピックの問題もあろうが、

ソーシャルな関わり方については、日本語を利用した環境は、

言語の問題はおいておいて、そもそも、内向きな性質を

利用者に帯びさせているように思えてならない。


特許業界の人間が置かれている環境は、

まだ、目を外に向けさせる程ではないのかもしれない。

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