プロフェッショナル人材のSNSに、
特許のオフショア関連のグループというものがあった。
参加者の国名をみると、どこも日米欧以外の
比較的マイナーな国の人が多い。
国内での仕事があまり多くはない分、
自然と自国外へと目が向くのであろう。
現在、日本国内の特許出願が減少傾向にあることが
指摘されているが、今後の日本の経済が戦後のように
発展することはないと考えると、いずれ日本も、
このようなマイナーな国になってしまう可能性は否定できない。
その時、果して日本の特許業界人はグローバルな環境で
生き残り、貢献できるのであろうかと疑問に思った。
Twitter、Tumblr、Linkedin等を活用し、
日本語と英語で、情報を発信しているが、
英語での情報発信を積極的に行っている人は、
日本や韓国ではまだまだ少数派のようだ。
私の経験上、日本語での発信は、最もネットワークの構築が鈍い。
もちろん、扱っているトピックの問題もあろうが、
ソーシャルな関わり方については、日本語を利用した環境は、
言語の問題はおいておいて、そもそも、内向きな性質を
利用者に帯びさせているように思えてならない。
特許業界の人間が置かれている環境は、
まだ、目を外に向けさせる程ではないのかもしれない。
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